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pixivで映姫様巡りしてたらふと昔見た夢を思い出した。
というわけでそれをもとに映姫様小説です

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「――なんでなんだよ」

私は黙ったまま。

「なんで、そんなこと言うんだよ」

私は口を閉じたまま。

「なぁ、答えろよ」

私は何も言わないまま。


――私は口を閉じる。何も言えなかったから。


「そんなこと、言うなよ・・・・・・」

君の目がうるんでく。

「俺が、俺が助けてやるから」

君の目に、涙が浮かび。

「だから、だからさ」

君の目から涙がこぼれる。


――私は瞳を閉じる。何も見たくなかったから。


「考えなおそう」

涙声。

「まだ、大丈夫だから」

静かな声。

「だからさ、」

優しい声。


――私は耳をふさぐ。もう、何も聞きたくなかったから。


言わないで見ないで聞かないで
弱い私にはそれが精一杯で
けれども、壊されていって
――弱いから
――弱いから


「私は、弱いから」


呟き。
回想。
そして、涙。
喜びの、悲しみの、涙。
もうこれで終わるのだという喜びと、
もう二度と戻れないのだという悲しみ。

優しさって、なんだろう?
いいことって、なんだろう?
好かれるって、なんだろう?

幾度も、幾度も、幾度も、自分に、誰かに、問いかけた。
答えは、なくって。


「私は、弱いから」


そして私は倒れ伏す。

今度はフランとレミリアの電波を受信しました
ここ最近多い

というわけでどうぞー。
幽アリな電波がふわっと舞い降りてきました。
だから幽アリ小説書いてみたのです。

後悔はするが反省はしない。それが私クオリティ。

ってことで追記からどうぞー。



「ねぇキョン」
「何だ?」
「何で私を選んだの?」
「はぁ?」

それは、俺とハルヒが付き合ってから三カ月ほど経ったある日。
やっと恥ずかしがらずにデートとやらができるようになった時のことである。

「だから、SOS団には有希もみくるちゃんも居るし、その他にも鶴屋さんとか、女の子はいっぱい居るでしょ? なのに、どうして私を選んだの?」
「どうして、って聞かれてもなぁ・・・・・・」

朝比奈さんは麗しいお方だけど、いずれは未来へ帰ってしまう。
長門もそうだ。
鶴屋さんはいい人なんだけど、うーん、何と言うか、鶴屋さんとはそいういう関係はうまく築けない気がする。

だからと言って、じゃあなんでハルヒなんだ?

そりゃあ、ハルヒは美人だしスタイルもいい。勉強も運動もできる。
が、その反面、この変人っぷりだ。
うーむ、どうしてだろう。

「じゃあ逆に、お前は俺のどこが良かったんだよ」
「へ? え、えーと、その・・・・・・」

ハルヒは顔を真っ赤にして、言葉を濁した。

「・・・わ、私のわがままに、付き合ってくれるところ・・・とか?」

小さな声で、ハルヒは言った。
こいつ、可愛いな。

「そうか」
「あんたはどうなのよ?」
「そうだなぁ、強いて言えば」

俺は一息ついていった。

「そうやって可愛いところ、かな?」

ハルヒはまた、顔を真っ赤にした。



ハルキョン。
久々にこういうの書いたからキョンの口調があれです。
両想い設定。
さぁて、またハルキョンサイトめぐりしよう。
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BrownBetty 
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