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「似非失恋計画」


  俺には、好きな人がいる。おまけにその人と両想いというオプション付きである。
 それがどうした、って思う人もいるかもしれないけど、これはこの物語にとって重要なことである。だから、一番最初に書かせてもらった。最初の一行、特に後半は、この物語にとって、非常に重要である。だから、今後この物語を読むにあたって最初に一行を忘れないでほしい。
 
  俺は、同じクラスの『めー』こと柴崎明里が好きである。そしてめーも、俺こと笹塚恭助が好きである。
 それだけなら何ら問題もなく、俺達は普通に仲良く過ごしていた。
 が、ある日、思いついてしまったのだ。俺が。
 何を思いついてしまったのか? ずばり言うと、俺が他の人を好きになったとめーに言い(もちろんのこと嘘である)、めーの反応を見るというもの。題して「似非失恋計画」である。
 別にこれを思い付いたのは、単純にめーがどういう反応をするのかが見てみたかっただけである。それ以外になんの考えもない。
 大丈夫、めーのことだから、多少怒りはするかもしれないけど笑って許してくれるさ。
 そんな軽い考えで俺は居たんだ。常識的に考えてそれはないよな。後々思い返したらそう思うんだけど、あの時の俺はそんな考えは微塵も思い浮かばなかった。なんて大馬鹿野郎なんだよ。
 とりあえず、その計画の実行まで、実行中、実行後のことを書こうと思う。楽しんで読んでくれれば幸いである。




応募しようと思って書いてる話の冒頭。
ここに移して思ったことは長いなおい。

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12歳の文学賞に応募しようと思います。本気で。
今パソコンで下書きしてる。
木曜に本屋さん行くから海ちゃんに無理言って百均まで付き合ってもらって原稿用紙買う。

そんなこんなだからパソコンの時間の大半を下書きに回す。と思う。
とりあえず、がんばります。


「何やってんだよ!」

もう少しでおちそうだった私を、彼は必死で地上へつなぎとめた。
私はきょとんとして、彼を見つめた。
「もうちょっとで死ぬとこだったんだぞ、何してんだよお前!」
彼はものすごい剣幕で私を怒った。
私はそれでも微笑んだ。作った笑みじゃない。自然な、微笑み。

「死ぬ、ね。悪くないと思うよ、死ぬのもさ」
「馬鹿かお前は!」
「どうせ馬鹿よ」

彼は大きなため息をついた。
ため息をつくと幸せが逃げていっちゃうのよ。
言おうと思ったけど、やめた。

「お前、最近変だぞ? 大丈夫か?」
「変なのはもともとよ。いろいろと大丈夫じゃなかったらこんなことしなくってよ?」

彼はもう一度、ため息をついた。

「どうしたんだよお前」
「別にどうもしないわ。ただ思考を変えただけ」
「どんな思考か聞かせてもらおうじゃねぇか」
「私が死んでも誰も気にしない」

彼は心底、驚いたようだった。
まぁそれはそうだ。
だって私と彼は恋人同士だから。そんなこと私が思ってるなんて、思いもしなかっただろう。

「誰も気にしない、って・・・・・・。お前それは、俺の存在を忘れた上で言ってるのか?」
「いいえ、あなたのことは決して忘れてないわ」
「じゃあなんで!」
「だってあなた、私と別れたいんでしょ?」

悪戯っぽく笑って、私は言った。
彼はまた、驚いた。
だってこのことは、あの子にしか言ってなかったものね。

「おまえ、それ、誰から・・・・・・」
「誰から? そんなの、あなたの口からに決まってるじゃない」
「まさかお前・・・・・・聞いてたのか?」
「さぁね?」

私はクスッと笑った。
彼は絶句して、立ち尽くしていた。

「私ね、別に今死んでも悔いはないのよ。ちょっとだけだったけど、幸せな時間を過ごせたから」
「ちょっとだけ、って」
「ちょっとだけ、でしょ?」

私は言った。



オチはない。
あるけどもう面倒なってきた。

とりあえず思いつきで書いた。
デンパン小説

ペンネームは赤戸千歳。
前の作品のカヲスさは異常。

とにかくカナかわいいよカナ。

おでこと「かしら!」なカナかわいいよカナ。
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BrownBetty 
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