忍者ブログ
  • /03 «
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • » /05
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。




「ねぇキョン」
「何だ?」
「何で私を選んだの?」
「はぁ?」

それは、俺とハルヒが付き合ってから三カ月ほど経ったある日。
やっと恥ずかしがらずにデートとやらができるようになった時のことである。

「だから、SOS団には有希もみくるちゃんも居るし、その他にも鶴屋さんとか、女の子はいっぱい居るでしょ? なのに、どうして私を選んだの?」
「どうして、って聞かれてもなぁ・・・・・・」

朝比奈さんは麗しいお方だけど、いずれは未来へ帰ってしまう。
長門もそうだ。
鶴屋さんはいい人なんだけど、うーん、何と言うか、鶴屋さんとはそいういう関係はうまく築けない気がする。

だからと言って、じゃあなんでハルヒなんだ?

そりゃあ、ハルヒは美人だしスタイルもいい。勉強も運動もできる。
が、その反面、この変人っぷりだ。
うーむ、どうしてだろう。

「じゃあ逆に、お前は俺のどこが良かったんだよ」
「へ? え、えーと、その・・・・・・」

ハルヒは顔を真っ赤にして、言葉を濁した。

「・・・わ、私のわがままに、付き合ってくれるところ・・・とか?」

小さな声で、ハルヒは言った。
こいつ、可愛いな。

「そうか」
「あんたはどうなのよ?」
「そうだなぁ、強いて言えば」

俺は一息ついていった。

「そうやって可愛いところ、かな?」

ハルヒはまた、顔を真っ赤にした。



ハルキョン。
久々にこういうの書いたからキョンの口調があれです。
両想い設定。
さぁて、またハルキョンサイトめぐりしよう。
PR
<< 英語がんばる * HOME * 退屈を持て余す。 >>

管理者にだけ表示を許可する
この記事のトラックバックURL

BACK * HOME * NEXT
BrownBetty 
忍者ブログ [PR]